2019/12/23
- 日本一の親亡き後対策で「いざ」というときも安心に
日本一の親亡き後対策で「いざ」というときも安心に
対象
重度の知的障がい者や精神障がい者とその家族、全市民
目的
人はいつ、障がい者になるかわかりません。すべての人とその家族に可能性はあります。そして今、障がい者を持つ高齢の親は、自分が動けなくなったり死んだりしたら、我が子がどう生きていくのか、大きな不安を抱えています。最悪の場合、自殺や心中が頭をよぎると言います。多くの親は、考えてもどうにもならないからと、考えないことにして日々を懸命にすごしています。かつて「親亡き後」を支えていたのは、入所施設や病院でした。しかし自己責任という名の下、外部環境は悪化の一途をたどっています。この状況を、住み慣れた町の行政として、支援し解決していきます。
方法
本当の原因は社会の側にあります。これを解決するために、相談体制や医療、住まい、お金といった視点を定め、個別の支援計画を策定し、親が健全なうちから依存度を軽減する等、現代的な支援に取り組みます。中心となるのは相談支援事業所のコーディネイターが望ましく、これを核として、グループホームでの居住、生活介護や就労サービス、地域定着支援、自立生活援助、ショートステイ、権利養護センター、介護保険など、多彩なメニューを活用して、最適な組合せをプランニングします。また、地域全体を含むアウトリーチの機能の充実も大切にしていきます。